曲目紹介
あぶあぶあからの風
楽団結成10周年が過ぎたころ、私たちの心の中に小さな実りが生まれました。ゆるぐことのない、お互いへの信頼でした。お互いの喜びが大切に思いあえる日々が充実してきました。その実りがメロディーになりました。
夢 地球船(結成20年記念曲)
プレーヤーたちの夢は、平和でやさしい心の輪が広がっていくこと。まわりで起こっている辛い出来事に胸を痛めては、皆で話します。「皆が幸せになるように願って、一緒に世界へ、宇宙へと飛び立つような歌を作りたい」。2001年から練習をはじめました。演奏するのにはむずかしい曲ですが、大切な曲ができました。あと3年くらいかけて、上手になりたいと思っています。
想 い
香代さんのオルガン演奏。香代さんの41年の人生を結晶させたようなメロディー。22年前、初めてこの人の小さな手を額に受けた時、”手あて”とはこのような温もりをいうのだと思いました。香代さんもまた、人生の曲折を経て、その温もりは増し、その手あては今もプレーヤー全員をあたためています。
おくりもの
♪ 私のことば あなたの心 あなたのことば 私のしあわせ..
「私の言葉は、あなたの心を受けて生まれ、あなたの言葉は私を幸せにする」が大意です。毛糸玉のようなお互いの言葉をほどくようにして、その気持ちを聞き取っていく私たちの会話..。そんな会話をそのまま歌にしました。
練習の合間の一男さんのひとこと
「言葉は心ですよ」
「冗談はいけません、からかっているみたいで悲しくなる人がいますから」
Tの2楽章
敏之さんのピアノ独奏。敏之さんいわく「これは僕の感動で、誠さんが作りました。」
人生を乗り越えてきた敏之さんの強い意志と人々のなごやかさを望む敏之さんの気持ちを表した曲となりました。
想い出の夏
滋弥さんは13年前に入団、同じ職場の一男さん(マリンバ担当)に頼み込んで練習場へやって来ました。このころの滋弥さんを励ます皆の気持ちを綴ったフォークソング調の曲です。
With You Smile 〜友情をあしたへ
この曲は、明石海峡大橋の開通(1998年3月)を祝って作った曲です。人と人の心をつなぐ私たちの活動の喜びを結晶させた歌詞と、雨風が通りすぎたようなさわやかなメロディー。
見事な曲になったと思います。たくさんの皆さんに、一緒に歌っていただけるのが何よりの喜びです。音楽家の富沢裕さんが合唱用に編曲してくださったお蔭で、最近、全国の音楽会やコンクール等で歌ってくださるというお知らせを受けています。
また、「音楽之友社」から、来年は高校の音楽の教科書にも掲載されることになりました。全国のあちらこちらの学校の音楽室から、このメロディーが聞こえてくることでしょう。
友情を込めたこの歌が、子供たちの心に友情を育てる糧となっていくとを思うと本当に嬉しいです。本日は、コーラスグループはずき(大阪市福島区)の皆さんが手話コーラスで一緒に歌ってくださいます。
※「With you smile」の楽譜とCDは全国の書店でお求めいだだけます。
〔音楽之友社編/楽譜のみ「小学生のための合唱曲集 With You Smile」735円〕
〔音楽之友社編/CD付「新・中学生のクラス合唱曲集 With You Smile」5,500円〕
〔音楽之友社編/楽譜のみ「新・高校生の音楽2」(平成17年度版教科書)〕
※小学生用の譜面はアマゾンからも買うことができます。
夏の浜辺
一男さんのマリンバ独奏。「皆さんと美しい海に行きたいのです」と、一男さん。神戸市垂水の海の夕映えを毎日見て育った一男さんと同じく海が大好きな誠さんとのデュエット。
秋のやさしさ
一男さんのビブラフォン独奏。この曲を弾く一男さんの横顔を見ていると、この人を親友に持っていることに誇りを感じます。母譲りの彼のやさしさを曲に託しています。
ゆかいにゆこう
阪神大震災でガレキの街になった私たちの神戸。直後に再会を果たしたとき、滋さんが「洋子さん、すぐコンサートをしよう」と言い、「みんな元気になるから、コンサートをしよう」と他のみんなにも言いました。その気持ちからこの歌ができました。曲は青く晴れ渡った神戸の空から始まります。
震災の被災地のみなさん、世界の国々で被災されている皆さんのこと、いつも話し、祈り、お元気をとり戻されることを願って演奏していきたいと思っています。
スターナイトメモリー イン 奄美
給料をためてみんなで訪れた奄美大島。サンゴの海で友と泳ぎました。夕焼けの燃える浜辺で、いつまでもたたずんでいました。星の降りしきる夜空をみんなで飽くことなく眺め、波音を聞きながら眠りました。「あの時の美しさと、なつかしさを皆さんにお届けしたい」という気持ちを誠さんが曲にしてくれました。曲中の波の音は滋弥さんの苦心のたまものです。