演奏会のたびに毎回同じ障害を持つ仲間や小さな観客のみなさんと舞台で一緒に歌って楽しんでいます  abuabua logo  English Version 
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 lastUpdate: 2001.08.20


「ミュージカルチームLove」プロフィール

 




 楽団あぶあぶあと姉妹グループのあぶちゃんずが中心になって結成した「ミュージカルLove」は阪神間の8つの養護学校などから集まってきた中・高校生たち35名の若いグループです。
 楽団あぷあぶあの演奏会に毎回集まり来る若いダウン症や自閉症の少年少女たちは、いつもあぶあぶあの音楽に手を打ち、体を踊らせ、笑い、歌って楽しんでくれます。まるで、カーニバルのクライマックスのように楽しいそのひととき。常連の人も初めて会う人もみんな手をとりあって踊り、その人々を眺める人も楽しくなる、まるで「お祭り」です。知る人と知らぬ人の区別もなく、挨拶を交わして喜ぴ合う昔々の祭りのように心和んで弾み、安堵する、うれしいあぶあぶあのコンサート。そんな若者たちのあぶあぶあコンサートの中に、ミュージカル「LOVE」の原型はあります。

 あぶあぶあ結成10年目の1992年1月、「ミュージカルをつくりませんか?」と新聞各紙に助けてもらって呼びかけました。オーディションに訪ねてくれた人は、全員合格。ダウン症や自閉症の人たち、言語(口頭)をもたない人や殆ど間き取れない人、体の弱い人もいます。体のあちらこちらがうまく勤かない人もいます。初めて会う人もいるはずなのに、集まってきた人たちはなぜか懐かしく、親しい気持ちが湧いたのは、つい昨日のことのようです。
 あれから3年、おけいこ場を居間のようにくつろぐスタジオホールと本格的なコンサートホール、この2つに求め、制作とけいこを楽しんできました。インストラクターはあぶあぶあとあぶちゃんずのメンバーたちです。皆でたくさん話し合い、それぞれの気持ちを交換していく中からことばを歌詞にすくいあげ、ストーリーを生み出してきました。作曲は水本誠さんが担当してくれ、照明や音響はあぷあぶあのスタッフが中心になって支えてくれています。

 踊りは次から次と湧くように生まれるなかから、皆で見ては話し合い、決めたあとは繰り返しのけいこでつくりあげてきました。
 総勢35名。知的障害をもつメンバーが今、仲問に触発されながら、自分自身の内側に育ててきている心を表現しようとはりきるその本質は「楽しく生きる」。知的障害のために、天真爛漫で幼児のごとくなのかといえぱ、決してそうではなく、ひとりひとりが人生で苦難にも喜びにも出会いながら、ひたむきに生きることに終始した中から生まれ出る実感としての表現です。自己実現の形のひとつなのです。
 現在できあがってきているのは、「ぼくはうまれた」のアリアに始まり、「オーマイラブ」に区切りをもった2幕13場14曲です。平均年齢18歳。これからの10年をかけて完成をめざします。



阪神間の8つの養護学校などから集まってきたメンバーたち

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