演奏会のたびに毎回同じ障害を持つ仲間や小さな観客のみなさんと舞台で一緒に歌って楽しんでいます  abuabua logo  English Version 
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 lastUpdate: 2001.08.20


「楽団あぶあぶあ」プロフィール

 

photo:姉妹グループ「歌うあぶちゃんず」とジョイントコンサート
姉妹グループ「歌うあぶちゃんず」とジョイントコンサート

 1982年4月、神戸市に住むダウン症や自閉傾向の青年達たちが中心になって給成。養護学校を卒業した後のながい人生の楽しみになればと、初給料で楽器を購入し、本格的に演奏することをめざしてのけいこを始める。現在、平均年齢30歳。メンバーは全員就労。クリーニング工場や洋菓子工場、公共施設の清掃業務に従事している。演奏楽器はマリンバ、ピアノ、アコーディオン、キーポード、ドラム、パーカッションなど、主な演奏者は知的障害をもつ5名、障書をもたない仲間5名も音楽友違として演奏、練習に加わっている。楽団の構成は、この演奏者と年間10回程度の各地でのコンサート活勤を支える音響、照明、舞台スタッフ10名とで成り立っている。そのほか会場設営など折々の必要に応じて手伝ってくれている友人違は50名を越えている。

photo:ダウン症や自閉症傾向などの障害をもつ主力演奏メンバー(練習場の借スタジオで)
ダウン症や自閉症傾向などの障害をもつ主力演奏メンバー
(練習場の借スタジオで)


 楽団あぶあぶあは、演奏メンバーの生きざま、演奏に込められた「出会う人を大切にしあって楽しく生きようとするメッセージ」に心添えて、楽しんでくださる幾重にも重なって広がる友人、仲間連に支えられて成り立ち、継続してきている。練習は、仕事を終えてからの夜や休日を利用し、個人練習および全体練習の形でごく日常的に行っている。演奏会は今秋の第13回定期演奏会(H6.9.4 神戸市東灘区民センターうはらホール於)で100回を数える。これまでの演奏活勤やマスメディアの広報等を通じて、全国の多くの同じ障害をもつ人々の間に姉妹グループが誕生。現在音楽活動を行っているグループは20組近く、将来に向けて準備活勤を行っている年少グループや高齢者のグループは数多い。  演奏曲目は、イッツ・ア・スモール・ワールド(ディズニー)、マイウェイ(映画音楽)、南回帰線、ライク・ア・バージン(マドンナ)、渚のアデリーヌ(リチャード・クレイダーマン)など、20曲あまり。さらに各自の独奏曲も加えると40曲近い。
 また、作曲家水本誠氏によるあぶあぶあのオリジナル曲は「あぶあぶあからの風」「スターナイトメモリー」(奄美大島を皆で旅行した印象をつづった曲)、「Tの2楽章」(ピアノ曲)、「秋のやさしさ」(マリンバ曲)など、10曲にのぼる。いづれも一曲一曲メンバーの人生を丁寧に綴り、1年から数年をかけて仕上げてきている。
 観客の中に、聴覚に障書をもつ人がおられるのを知って、自閉傾向をもつ青年が手話ボーカルをつとめるなど、より多くの人々と楽しい音楽の交わりのときをもとうとはりきっている。

photo:各地の姉妹グループを招いて10周年記念コンサート
各地の姉妹グループを招いて10周年記念コンサート。
九州や関東からあわせて1,000人のみなさんと楽しむ。

 この他に、ひとまわり以上若い、障害をもつ高校生たちと共に、リーダー役を果たしながら「楽しく生きる」をテーマに、オリジナルミュージカル(ミュージカルLOVE)10年計画で制作中。
 各地で行われるコンサートは、福祉行事等による依頼が多く、ポランティアを受けることの多いメンバー達がポランティアとして働く機会をも与えられて、仕事をもち、音楽をあたため、友情を深めながら充実した育春の日々を送っている。


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